電話でのご予約・お問い合わせは
TEL.0533-57-1511
〒443-0104 愛知県蒲郡市形原町西御屋敷59-6
歯と歯肉の境目に歯垢がたまり、ある程度時間がたつと歯肉に炎症が生じ、歯肉が少し腫れます。この段階では歯根の周りの骨には異常がありません。この状態を歯肉炎といいます。歯肉の炎症の程度はさまざまで、赤く腫れるタイプからほとんど分からないものまでありますが、中高生などの若年者に多く見られます。 | |
歯肉炎の状態が長く続くと歯肉が腫れて歯周ポケットが増加し、その中に歯垢がたまりやすくなります。歯周ポケットの底は歯根に付いていますが、歯周ポケット内の細菌の毒素により、付着している歯周ポケットの底がはがれてきて、ポケットが深くなってきます。 歯周ポケット内の歯垢は石灰化すると歯石になり、その歯石が歯肉を刺激してさらに炎症を増悪させるという悪循環になります | |
歯周ポケット内に歯垢がたまってくるとそこは酸欠状態になり、酸素がない方が生育に適した嫌気性細菌が増えてきます。嫌気性細菌の出す毒素により炎症は進み、その影響で歯の周りの歯槽骨が吸収されます。この段階になってもほとんどの人は自覚症状はないのが普通なので、放置されて歯周ポケット内の炎症と歯槽骨の吸収は進行していきます。 また、気が付かない内に歯が動き始めることがあります。わずかに動いても感じることもありますが、急に動くわけではないのでそのまま経過すると、動きが大きくなってその刺激で炎症がさらに進行します。 このような慢性の炎症が常に存在しているので、仕事がきつくて大変疲れている、風邪などの病気になったなどのストレスが続くと、慢性の炎症が急性化して歯肉が腫れ、痛みが出てことの重大さに気づくことになります。 |
〒443-0104
愛知県蒲郡市形原町西御屋敷59-6
TEL 0533-57-1511